2017年8月1日のビットコイン分裂問題とは?

7月18日現在、ビットコインのレートが大きく下がっています。

2017年に入ってから順調に上げて、5月後半以降は1BTCが30万円付近をキープしていたのですが、7月15日より大幅下落し、一時は21万円台にまでなりました。

この大きな理由が8月1日に迫ったビットコイン分裂問題です。
今回は、ビットコイン分裂問題について解説したいと思います。

なぜビットコインが分裂する可能性があるの?

ビットコインは2009年に始まりました。
その間、多くのユーザーが増え、その価値も大きく伸びてきました。
その結果、取引の処理が追いつかなくなり、送金等の取引に時間がかかる「スケーラビリティ問題」が起きるようになりました。

この問題はビットコインの特徴である「素早い決済」を損じるものになりますから、ビットコインそのものの価値にも重大な影響を与えます。

これを解消するために、コア開発者、マイナー、取引所を始めとした様々な人たちが処理能力問題の解消に努めています。

しかし、これだけ社会的な注目を集め、価格レートも上昇しているビットコインですから、様々な利権が絡み、全員が一致するような改善策がまだ決まっていないのが現状で、複数のバージョンアップ方法が提示されています。

今のとこは大きく分けて3つほどのバージョンアップ策があるのですが、上記の通りなかなかまとまりません。

しかし、8月1日に今後のビットコインのバージョンアップを決めることになっており、全体の合意が得られなければ、最悪の場合ビットコインが分裂してしまう可能性も否定できない状況なのです。

ビットコインは民主的な通貨で中央銀行のようなものが存在しないため、その方針についてはユーザーが決めなくてはいけません。

実はここが難しいところで、中央銀行だったら「じゃぁ来週からアレするから!」とトップが言えばその通りに従わざるを得ないのですが、ビットコインの場合は様々な利害を持つ関係者たちが話し合って決めないといけないために、最悪の場合、本当に分裂するのです。

暗号通貨の一つの特徴が、現在は一つのリスクになった形ですね。

現在のユーザーは疑心暗鬼

現在のビットコインユーザーは8月1日にどのような形で決着がつくのか分かりません。

そのため、「いったんお金に変えてこう」と判断したために、現在のレートが下落しているのです。

ビットコインはこれまでにも様々な理由で暴落してきた歴史があります。
しかし、それらを乗り越えて今年は1BTCあたり34万円も突破しました。

今回分裂となると、さすがに信用も低下しますし、レートも更に暴落すると考えられますが、逆にいい感じで話がまとまれば、更に高値を更新する可能性も出てきます。
いわば、今が押し目買いの時なのかもしれません。

なかなか難しいところですが、ビットコインを持っている方の中でリスクを取るのが嫌な場合は、とりあえず決済しておくことをお勧めします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA