ビットコイントレードの利益の出し方 ②取引所間のレートの違いを利用する

ビットコイントレードの利益の出し方の第2回目となります。

1回目では、一番オーソドックスな差益を狙う方法をご紹介しました。

ビットコイントレードの利益の出し方 ①差益を得る

2回目の今回は、取引所間のレートの違いを利用して利益を出す方法をご紹介します。
いわゆる「取引所間アービトラージ」ですね。

ビットコインレートは取引所ごとにレートが異なる

ビットコインの取引所は日本にも世界にも数多く存在します。
「取引所」と言えば公的なモノのようにも思えますが、ビットコインにおいて取引所は一般的な企業によって運営されています。

取引所では取引所単位で顧客同士のビットコインの売買がなされて価格が決まりますので、ビットコインの価格は取引所によって価格差が生じやすいのです。もちろん普段は大きな価格差が生じることはありませんが、取引所によって売りたい人と買いたい人のバランスが異なるため、時には大きく乖離する時もあります。

では、株式市場や外国為替市場はどうなっているのでしょうか?

株式市場

株式市場では、1つの企業が複数の取引所に上場することはできません。
例えば、トヨタは東証1部上場企業ですが、ジャスダックに上場することはできません。

そのため、トヨタの株式を買う場所は東証1部にしかありませんので、トヨタの株式の価格はどの証券会社を通して購入しようとしても、同じ価格で購入することになります。

つまり、株式は1つの銘柄に対して複数の価格が存在することが無いのです。

外国為替市場

外国為替市場には取引所が存在しません。
しかし、世界中の銀行間で作るネットワークである「インターバンク」によって大まかな価格レートが形成されれます。

そのため、銀行によって多少の為替レートは異なりますが、そこまで大きな差はありません。

FX取引では、FX業者とトレーダーが取引することになります。
FX業者は提携している銀行の為替レートを参考にしてトレーダーに為替レートを提示しますので、FX業者によっても提携している銀行が違えば、価格レートに違いが出てきます。

FX業者間のレートの違いは一般的には1pips未満であることが多いのですが、要人発言や何かサプライズが起きた時にはFX業者間で大きくレートが開くことがあります。

取引所間の価格レートに差が生じた時が稼ぎ時!

上記のように、ビットコインは取引所ごとに価格が異なることが多いです。
価格差はそこまで大きくはありませんが、価格差が発生する頻度やその価格差などはFXのそれよりは多いのも事実です。

この理由はまだまだビットコイン市場が未成熟で流動性が少ないことが挙げられます。
取引所ごとの取引量は更に低くなりますので、特定の取引所に大きな売りや買いが入るとどうしても一気にレートが動いてしまって、他の取引所と乖離が生じやすいのです。

そして、このように取引所によってレート差が生じた時が稼ぎ時です。
例えば、A取引所のビットコインレートが35万円、B取引所のビットコインレートが30万円でした。この時はB取引所で30万円でビットコインを購入して、A取引所に送金して35万円で売ればいいのです。

もし、取引所が証拠金取引(ビットコインFX)を提供しているのであれば、送金する必要もありませんし、レバレッジを使ってもっと多くのお金を稼ぐことが出来ます。

このように、一つの商品の価格に対して複数の価格レートが生じ、その価格差を利用して利益を上げる手段をアービトラージ(裁定取引)と呼びます。

アービトラージは非常に低リスクな取引方法です。
特に機関投資家やヘッジファンドマネージャーのように他人のお金を預かって取引する人たちに好まれています。

アービトラージはいずれ使えなくなる?

アービトラージが機能しやすいのは、未成熟な市場です。

多くのトレーダーがアービトラージで利益を出すことを想像してみてください。
取引所間でレートに違いが出たら、誰もが「今がチャンス!」と飛びつくでしょう。
すると、価格差が生じた瞬間にその価格差は埋められてしまい、アービトラージで利益を出せなくなるのです。

トレーダーがアービトラージを行うことによって、取引所間や市場間の格差を是正することになり、相場にゆがみが生じにくくなります。このような相場こそが成熟した相場と言われるのです。

もちろん上記のようにFX取引のように外国為替市場でも価格差は生じますが、やはり非常に早い対応をしないと利益を出せないのが現実です。

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