VALUのVA取引と株式取引の違いについて分かりやすくまとめました。

YouTuberヒカル氏の事件によって、VALUと言うサービスが一気に知名度を得ました。
残念なことに決して良い評判ではありませんが・・・。

さてこのVALUですが、

個人が資金を調達するために利用する。
そしてVAの購入者は応援したい人への寄付。

と言うコンセプトがあります。
そうであるならば、クラウドファウンディングのように資金を提供してくれる人をネットで集めれば良いだけなのですが、VALUでは個人のVAを第三者が売買をすることが出来ます。

この仕組みは上場株式市場を模したものに違いありません。
しかし、違う点も多々ありますので、今回はVA取引と株式取引の違いについてまとめました。

VA取引と株式取引の違い

基本的な違い

VA取引 株式取引
取引時間 平日9時~15時 平日9時~21時
発行者 株式会社 個人
取引場所 証券取引所 VALU市場
発行者の義務 決算報告、株主総会、配当 なし

VA取引にはビットコインが必要

日本における株式取引では日本円が必要ですが、VA取引にはビットコインが必要になります。

そのため、日本株の取引きでは株価の動きだけに注視すればいいのですが、VA取引ではVAのレートとビットコインと円のレートの両方を見ておく必要が出てきます。
言ってみれば、VA取引は外国株の取引と近いイメージかもしれませんね。

しかし、ビットコインのレートのボラティリティは非常に大きいため、外国株以上にビットコイン円のレートが気になる事でしょう。

 

取引の動機

実は、VALUは投機的な取引を否定しています。
あくまでも「個人を応援するため」のVAなのです。
それではなぜVAの売買を認めているのか理解に苦しむところですが・・・。

一方で株式市場は投機でも投資でもどんな動機であっても法に従えば取引はOKです。
このような自由な売買が出来るからこそ市場に流動性が産まれ、そして歪みが矯正されるのです。

 

流動性

株式市場はFX市場と比べれば動くお金も小さいですが、それでも上場株式では毎日かなりのお金が動いています。

しかしVAは始まったサービスで銘柄(個人)も少なく発行VA数も少ないため、簡単にレートが動いていしまって取引しにくい状況があるでしょう。

 

法的なルール

株式市場は金融商品取引法によって細かく法律が整備されています。
そのため、インサイダー取引や価格のつり上げなどの市場の原理を無視する行為は厳しく罰せられます。

しかしVALUは金商法に該当しません。
ですから、ハッキリ言えば今はやりたい放題です。

当然モラルは問われますが、法律違反にはならないのです。
また、VAはビットコインで取引しますのでパチンコ屋の三点方式と似ています。
そのため当分の間は法整備も難しいかもしれません。

VALU運営会社が今後定めるガイドラインが重要になってくるでしょう。

 

発行者、所有者の権限

株式を発行する企業は、資金を集めるために株式を上場する。
VAの発行者も、資金を集めるためにVAを発行する。

目的は同じですが、株式とVAでは発行者と所有者の権限がまるで違います。

株式であれば、株の保有者がその会社の所有者となり株主総会等で経営に意見することが出来ます。また、発行会社は決算報告をして株主総会を開き、配当を出さなくてはいけません。

株式を上場するのはそれだけ大変なことなのです。

 

しかしVAの方はと言いますとあくまでも「個人の応援」が基本ですから、発行者に何かを求めることはできませんし、「VA発行するのやーめた」と言ってしまえばその価値はゼロになってしまいます。

法整備が整っておらず、簡単にVAが発行できるという事は、このようなことも起きてしまうわけですね。

グレーのVALUに将来はあるのか?

以上、株式取引とVAについての違いをまとめてみました。
自分でまとめていて感じたのですがVALUって限りなくグレーですね(笑)

運営会社のルールもガバガバのザルですし、発行人の気分次第でも価格レートが大きく損じる可能性があります。

VALUのVAでキャピタルゲインを求めて取引するのは賢明ではないなぁと私は思います。
やはりコンセプト通り「個人を応援するため」程度で考えて購入するべきでしょう。

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