ビットコインFXって普通にビットコインを買うのと違うの?

ビットコイン取引をされている方なら、「ビットコインFX」という言葉をご覧になったことがあると思います。

ビットコインFXとは、ビットコインを対象としたCFD(差金決済)になります。

慣れない方は、CFDと言うとなかなか分かりにくいと思いますので、今回は通常のビットコイン取引とビットコインFXの違いについて分かりやすくまとめていきたいと思います。

 

通常のビットコイン取引(現物)とは?

通常のビットコイン取引は、主に取引所でビットコインを購入することを指します。

購入したビットコインはウォレットに入れて保管し、何らかの商品やサービスを購入する際に支払う事も可能ですし、他の誰かに送金することも出来ます。また、ビットコインが値上がりした場合は取引所等で売りに出すことも可能です。

つまり、取引所等でビットコインを購入すれば、そのコインはあなたのものとなります。

これは株式の購入と同じ考えで、現物取引と言います。
ビットコインはデジタルデータですので「現物」とは言い難いですが、便宜上「現物」とさせていただきます。

株式取引も、証券会社を通じて取引所で株式を購入します。
購入した株式は通貨ではないので商品やサービスの支払いには使えませんが、株式を保有していある間はあなたの株式になりますし、必要がなくなれば売りに出すことも出来ます。

このように、ビットコインや株式を取引所で購入するのは、普段我々が商品を購入することと似ているためイメージしやすいかと思います。

 

ビットコインFXとは?

前述しましたが、ビットコインFXとはビットコインを対象としたCFD(Contract for Difference)です。

一体CFDとは何かと言いますと、売買の差額の部分だけを現金で決済する取引です。
売買の差額の部分だけを現金で決済する?
なかなかイメージし辛いですよね。

まず簡単にご説明すると、ビットコインFXでビットコインを購入しても、ビットコインは保有できません。
これが取引所で購入する場合と一番異なる点です。

ですから、ビットコインFXでビットコインを買っても、ウォレットにいれたりして他で商品を購入したりすることは出来ないのです。

ではビットコインFXでビットコインを購入した場合はどうするかというと、いつかは売りに出して決済しなくてはいけません(これがCFDのルールです)。売りに出したときに、購入した金額よりも価格が上がっていれば口座資金にその分だけプラスされますし、逆に価格が下がっていれば口座資金からその分だけ引かれます。

これが差金決済です。
差金決済の目的は、商品の価格の変動分の値ざやを取る事です。
商品(この場合はビットコイン)を直接買って自分のものにするわけではないのです。

このような差金決済を通常の現物取引に対してデリバティブ(金融派生商品)と呼びます。
外国為替証拠金取引(FX)も考え方は全く同じで、FXで米ドルを購入したとしても、本当に米ドルが手元に来るわけではありません。

 

ビットコインFXのメリット

ビットコインFXについてご理解いただけたと思いますので、今度はビットコインFXが現物取引よりも優れている点をご紹介します。

レバレッジが使える!

ビットコインFXの最大のメリットはレバレッジを使用できることです。
通常の現物取引であれば、100万円持っていたとすれば100万円分のビットコインしか購入できません。
例えば1BTCが50万円ならば、2BTCしか購入できません。

しかし、ビットコインの現物を購入せず価格の差金だけで決済するビットコインFXなら、資金の何倍ものビットコインで取引することが出来ます。
これをレバレッジと呼びます。

何倍のレバレッジをかけられるかは業者によって異なりますが、現在のところビットポイントでは最大で25倍のレバレッジをかける事が出来ます。
つまり、口座資金が100万円あれば、2500万円分の取引が出来るという事です。

口座資金の何倍もの金額で取引できるという事は、「資金効率が良い」わけです。
上手に使えば、非常に速いスピードで資金を増やすことが可能です。

注意
大きなレバレッジを使えば使う程、大きな利益が見込めます。
しかし、それと同じ分だけ大きく損失を出す可能性もあります。
特にレートの変動が大きな仮想通貨の場合は、レバレッジを使う際は注意しましょう。

 

売りから入れる

通常、ビットコインの現物取引はビットコインの価格上昇を狙います。
しかし、ビットコインFXならビットコインを持っていなくてもビットコインを「売る」ことが出来ます。

ですから、「今からビットコインが下げそうだ」と思えば、ビットコイン円をショート(売り)して、値段が下がったところで買い戻してやれば、その分の値幅が利益として得られます。

つまりビットコインFXなら、ビットコインが上げても下げても利益を狙う事が出来るわけです。

ビットコインFXの用途

ここまでビットコインFXについて解説してきました。
では、ビットコインFXをどのような用途で使っていくべきなのかをご紹介します。

1.ビットコインのトレード

短期的にビットコインのトレードをして値幅を取りたい場合は、ビットコインの現物を購入するよりビットコインFXの方が有利です。

なぜなら、スプレッドも狭く、レバレッジが使えますし、買いからでも売りからでも入ることが可能なので、柔軟に値幅を取って行く事が可能だからです。

ビットコインを長期保有するつもりが無いデイトレーダーなら、ビットコインFXの方が合っているかもしれませんね。

2.何らかのヘッジとして

例えばあなたがビットコインを現物で保有しており、「どうもこれから下げそうだな」と思いながらも保有するビットコインを売り出せない理由があったとします。

こんな時に、ビットコインFXの方で保有しているビットコインと同じ分だけショート(売り)しておけば、その後ビットコインが下落しても、損失は免れます。

ビットコインFXはレバレッジが効かせられますから、少額でもヘッジが可能なのが利点と言えるでしょう。

まとめ

以上、ビットコインの現物取引とFX取引の違いについてまとめてみました。

FXの経験がある方ならすんなりと理解できるかと思いますが、初めての投資がビットコインの方だとその違いが分かるまで時間がかかるかもしれませんね。

ビットコインFXは簡単に言えば、「ビットコインの値幅を取ることを目的とした取引」と考えて良いでしょう。

FXは危険と言う先入観を持っている方もいるかもしれませんが、要はレバレッジの使い方次第です。レバレッジを上手に使えば利益は大きく増やせますし、逆に下手に使えば資金を失います。リスク管理が大事なんですね。

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