ビットコインのネックはマイニングにかかる電力!このままじゃヤバいか?

2017年に大きくその価値を上げたビットコイン。
マイナーたちはビットコインの値上がりによって大きな利益を出したと思われますが、このウハウハな状態は長くは続かないようです。

なぜなら、マイニングに必要な電力が増える一方で、今後報酬として得られるビットコイン量は確実に減っていくからです。(ビットコインは4年に一度、マイナーに与えられる報酬が半分になります。)ですから、マイナーたちが利益を出し続けるには、今後も安定して、できれば4年間で倍に値上がりしていくようにビットコイン価格が上昇し続けることが必要不可欠です。

ビットコインは発行数があらかじめ決まっており、それが希少性として価値を高めることに一躍買っているのは事実ですが、それが全てのビットコインが発行されるまで続くでしょうか?

ビットコインのボトルネックは消費電力だ!

ビットコインのマイナーたちは、ユーザーのトランザクションを取りまとめる「マイニング」によって報酬を得ているわけです。現在はマイナーたちの競争が激化し、非常に高性能なパソコンが大量にないと話になりません。

そのため、マイニングには大量の電力が必要で、日本などの先進国でマイニングをしても電気代が高くて大して儲からないと言われています。

マイナーたちは中国やアイスランド等に集まってマイニングを行っているわけですが、もし、今後ビットコインの価値が上がらず、マイニングによって得られる報酬よりも、マイニングに必要な電気代や機材代の方が高くなってしまったらどうなるでしょうか?

当然のことながら、マイナーたちはビットコインのマイニングをやめて、他の仮想通貨のマイニングを始めることになるでしょう。

すると、ビットコインのトランザクションを始めとしたシステムを維持することが厳しくなるかもしれないのです!

ビットコインに必要な電力量

The Ridiculous Amount of Energy It Takes to Run Bitcoinによると、2017年6月の時点で、ビットコインに必要な電力量は500メガワットで、約325,000世帯の消費電気量に相当するそうです。

そしてビットコインのトランザクションはVisaのクレジットカードの5000倍の電力を消費するとのこと。

ビットコインの処理に必要な電力量は今後も伸び続け、2020年には14ギガワットに達すると予測されています。この電力量はデンマークで使用される電力量とほぼ同じらしいです・・・・。

仮想通貨を運営するためには1国以上の電気代が必要になるのです。

ビットコインの価格が「原価割れ」したら・・・

ビットコインのマイニングにかかる費用は「原価」と言えるでしょう。
人によっては一種の適正価格、参考価格としてとらえることになると思います。

今後、ビットコイン報酬が減っていくのとは反比例してビットコインの価格が上がっていけば問題ありませんが、そんなに都合のいいことは無いと私は思っています。

いつかは原価割れしそうな気がするのです。
また、環境団体も黙っていません。

こう考えると、ビットコインもいつかはマイニングの方向転換を迫られる日が来るように思えます。その日はいつになるのでしょうか?