11月19日のハードフォークでビットコインがオワコン化?

昨日10月24日にビットコインゴールドがハードフォークしました。

今のところは大きなトラブル等は発生していないようですが、ビットコインの価格が70万円付近から60万円台まで下落しています。

最近ビットコインは大きく上げていましたが、その理由の一つとして「ビットコイン保有者にビットコインゴールドが付与されるら」と言うものがありました。

そのため一種のお祭り状態になっていたわけですが、ハードフォークが終了してしまえばビットコイン自体の魅力も低減しますので、利益確定等もあってレートが下げるのは仕方がないでしょう。

今回のハードフォークは、ビットコインの価値を棄損するものではないため、ビットコインの今後に大きな影響は与えないものと考えられます。

しかし、11月19日に予定されているハードフォークはこれまでとはワケが違います。

11月19日のハードフォークでビットコインがオワコン化?

11月19日にビットコインがハードフォークする可能性が高いとされています。

ビットコインは元々「スケーラビリティ問題」を抱えていました。

ビットコインの1ブロックあたりの容量は1MBで、10分ごとに新たなブロックが生成され、チェーンに繋がれていきます。しかし、ビットコインの人気が拡大して取引が盛んになってくると、1MBの容量に収まりきらなくなり、取引が長時間成立しない問題が出てきました。

これを解消するために二つの案が提示されました。

  1. 取引データを圧縮する(SegWit)
  2. ブロック自体の容量を拡大する(2X)

2つの提案について、「まずは取引データを圧縮させ、その後しばらくしたらブロックの容量を拡大する」という合意がなされました。2017年6月の話です。

この提案については、一部のマイナーが反対したため8月1日にビットコインが分岐して1ブロックあたり8MBの容量を持つビットコインキャッシュが誕生しました。

そして8月24日にはビットコインの取引データを圧縮する「Segwit」がアクティベートされました。Segwitが導入されることにより、ブロックサイズが1MBであることには変わりないものの、理論上では従来の4倍ものトランザクションをブロックに含めることが出来るようになったのです。

このおかげでビットコインの取引はかなりスムーズになったのですが、Segwit導入後にコア開発者がその次のブロック容量の拡大を拒否し、「ブロック容量を2倍にする作業を行ったマイナーは今後ビットコイン運用システムに参加できない」と宣言しました。

ここで従来の予定通りブロックサイズを拡大することに同意していたマイナーたちは反発します。SegWitだけではマイニングによって得られる報酬量が減ってしまうからです。

そんなことからコア開発者は現状のビットコインを支持。コア開発者に反発する一部のマイナーがブロックサイズが2Mになったビットコインを新たにハードフォークさせる予定になりました。SegWit2xに伴う分岐では、B2X(仮)というビットコインが誕生する予定となっています。

B2Xはもともと予定されていた通とおりですから、マイナーの多くが賛同・参加することが予想されます。

そうなった場合、元祖ビットコインはどうなるでしょうか?
マイナーが大きく減ってしまいますし、利用者の不安もあってB2Xよりも価値が下がることも可能性としてはあります。

最悪の場合、B2Xが元祖ビットコインにとって代わる可能性はあると思います。
次回のハードフォークこそが、今年最大のビットコインのイベントになると言っていいでしょう。これを乗り越えてまだ上げてくるようであれば、2018年以降も上昇が望めそうだな・・・と私は考えています。