ビットコインが下落中の話と採掘の電気代の話と・・・。

11月9日ビットコインSegwit2xの中止が発表され、ビットコインはそれまでの最高値を更新しました。

しかし、「良いニュースな割には、それまでと比べると上値が重いなぁ」と思っていたら、11月11日、12日で大きく下落しました。

株でもFXでもよくあるのですが、良いニュースが出た割に価格に反映されない事があります。
この時は結構危険なシグナルで、その後は大きく反転するか調整に向かう可能性が高いのです。

よく「織り込み済み」と言われたりもして、今回も「ビットコインが分岐しないことを市場は事前に価格に織り込んでいた」と考えることができます。(後知恵ですけどね)

ビットコイン円の日足チャートを見る限りでは、かなり大きな陰線が確定していますので、今後しばらくは調整、もしくは下落の流れが続くと思われます。
具体的には、前回意識された568,000円辺りまでは押しが入りそうだなと考えています。

今回のビットコインの下落のおかげで、盛り上がっていた仮想通貨ブームが少し沈静化しそうな気もしますが、個人的にはまだまだこれからだと思っています。
むしろアルトコインは上げているところもありますし。

私はビットコインについては先月に全てを売り払いましたが、今後は積極的に押し目買いをしていきたいと考えているところです。

 

ビットコイン、「採掘」電気代に見合う価格は30万-150万ドル

ブルームバーグで興味深い記事がありましたのでご紹介します。

ビットコインがバブルであるかどうかはともかく、この仮想通貨の「マイニング(採掘)」に必要な電気代がビットコインの存続を脅かす可能性がある。

ビットコインは8000ドル(約91万円)に近づいたが、現在の成長トレンドと電力使用に基づくと、採掘の採算が取れるためには2022年までに30万-150万ドルという途方もない価格になる必要がある。シティグループのアナリスト、クリストファー・チャップマン氏が試算した。

「そんな水準に達する前に、各国政府が採掘に対する規制や課税によって電力使用を抑えると思う」と同氏は9日の電子メールで説明した。
ソース:Bloomberg

ビットコインはマイナーがマイニングをすることで10分ごとに12.5BTC(2017年現在)ずつ総量が増えていきます。

しかし、4年ごとに採掘で得られるビットコインは半分になっていきます。
オリンピックイヤーに半減期を迎えますので、2020年には6BTCちょっとしか得られないのです。

今後はマイニングが更に熾烈な戦いになる上に得られるビットコイン量も減れば、1ビットコインを採掘するための電気代は非常に高騰していく事は容易に想像できます。

しかし、そのコストで採算がとれるようになるためにビットコインの価格が30万-150万ドルになる必要がある・・・というのは凄い話です。

30万ドルを1ドル110円で計算しても3300万円。
もし5年後にこのレートに到達するのであれば、ビットコインは「今が買い」ですね。

しかし、逆に電気代に見合った価格レートの上昇が続かなければ、マイナーたちは他の仮想通貨に乗り換えてビットコインが暴落する可能性もあります。

この辺の予想がなかなか難しいところです。